朝晩が涼しくなってきたら、最初に着るスウェットは裏パイル(裏毛)がちょうどいい季節です。この記事では、裏起毛との違い、1枚で着られる気温の目安、サイズの選び方を、to spare で取り扱う RUSSELL×BerBerJin の「Nu Blend™ Double Face CN Sweat」を例に紹介します。
裏パイルと裏起毛はどう違う?
裏パイル(裏毛)は、生地の裏側に糸のループが並んだ、タオルのような編み地です。裏起毛はそのループをかき起こして毛足を立てたもので、空気を多く含むぶん保温性が高くなります。裏パイルは通気性と吸水性がよく、軽くさらっとした着心地なので、春や秋の1枚着から冬のインナーまで長い期間着られます。
どちらも「スウェット」と呼ばれますが、裏返すと見た目がはっきり違います。ループが見えるのが裏パイル、毛布のようにふわっとしているのが裏起毛です。
| 裏パイル(裏毛) | 裏起毛 | |
|---|---|---|
| 裏側 | 糸のループが並ぶ | ループを起毛させて毛足が立つ |
| 暖かさ | ほどよい | 高い |
| 通気性・吸水性 | 高い | 裏パイルより低い |
| 着心地 | 軽く、さらっとしている | ふんわり柔らかい |
| 1枚で着る気温の目安 | 15〜20℃ | 10〜15℃ |
裏パイルスウェットは何℃から1枚で着られる?
裏パイル(裏毛)のスウェットを1枚で快適に着られるのは、気温15〜20℃が目安とされています。裏起毛なら10〜15℃が目安です。東京の平年の最高気温は10月が約22℃、11月が約17℃(気象庁、1991〜2020年の平年値)なので、東京では10月後半から11月ごろが、裏パイル1枚でちょうどいい時期にあたります。
体感には個人差があるので、あくまで目安として参考にしてください。15℃を下回る日は、ジャケットやコートのインナーにすると冬まで着られます。
RUSSELL×BerBerJin の Nu Blend™ スウェットは何が特徴?
Nu Blend™ Double Face CN Sweat は、RUSSELL が1991年に開発したコットン×ポリエステルのミディアムウェイト裏毛「Nu Blend™ Sweat」を使ったクルーネックスウェットです。表面にコットン、裏面にポリエステルを使うことで、ナチュラルな見た目のまま、軽さと速乾性を両立しています。素材は綿50%・ポリエステル50%です。
デザインには、古いスウェットに見られるダブルフェイス仕様を取り入れています。ダブルフェイス仕様とは、表地と裏地を重ねた作りのことです。ヴィンテージのスウェットに見られるディテールを、現代の素材で作り直しています。形は胸元にV字の縫い目(前V)が入ったクルーネックで、前にポケットが付いています。

RUSSELL ATHLETIC と BerBerJin
RUSSELL ATHLETIC は、1902年にアメリカ・アラバマ州アレキサンダーシティで、ベンジャミン・ラッセルが始めたブランドです。1920年代初頭にスウェットシャツの原型を作ったことから、元祖スウェットシャツブランドとして知られています。BerBerJin は1998年に原宿で創業したヴィンテージショップで、アメリカ各地を巡って良質な古着、特にヴィンテージアイテムを買い付けています。
2026年秋冬のコラボレーションは、2026年春夏に続く第2弾です。BerBerJin の蒔田康介さんがアメリカの買い付けの現場で出会ったヴィンテージを着想源に、RUSSELL ATHLETIC を象徴するスウェット素材で全4型を作り直しています。to spare では、このクルーネックのほかにトラッカージャケットとダブルニーパンツを取り扱っています。
サイズはどう選ぶ?
Nu Blend™ Double Face CN Sweat は身幅が広く、肩の縫い目が腕側に落ちるゆったりした作りです。いちばん小さいSサイズでも身幅64cm・肩幅60cmあります。手持ちのスウェットの身幅と着丈を測って比べ、ほぼ同じ数字のサイズを選ぶと、届いてからのイメージ違いが起きにくくなります。
| サイズ | 着丈 | 身幅 | 肩幅 | 袖丈 |
|---|---|---|---|---|
| S | 65cm | 64cm | 60cm | 54cm |
| M | 67cm | 66cm | 62cm | 55cm |
| L | 69cm | 68cm | 64cm | 56cm |
| XL | 71cm | 70cm | 66cm | 57cm |
秋はどう着こなす?
Nu Blend™ Double Face CN Sweat は、胸元の前Vと前ポケットが付いた、胸にプリントのないクルーネックです。to spare では同じ RUSSELL×BerBerJin のトラッカージャケットとダブルニーパンツも取り扱っているので、ジャケットの下に重ねたり、パンツと合わせたりして、上下を揃えることもできます。
ダブルニーパンツと合わせる
ダブルニーパンツは、アメリカンワークウェアを象徴するダック地のペインターパンツ、なかでもヴィンテージで人気のダブルニー仕様をもとに、12.5オンス以上のヘビーウェイトスウェット「PRO COTTON」で作ったパンツです。
トラッカージャケットのインナーにする
トラッカージャケットは、通称「セカンドタイプ」のデニムジャケットを、パンツと同じ「PRO COTTON」で作り直したものです。
BLACK と CHARCOAL、どちらを選ぶ?
to spare では BLACK と CHARCOAL の2色を取り扱っています。

よくある質問
裏パイルと裏毛は同じものですか?
はい、同じ生地です。どちらも、生地の裏側に糸のループが並んだスウェット生地を指します。お店やブランドによって「裏毛」「裏パイル」「ループバック」「テリー」など呼び方が違いますが、ループを起毛させていないものであれば、基本的には同じ種類と考えて大丈夫です。
裏パイルのスウェットは冬も着られますか?
1枚で着るなら、気温15〜20℃が目安です。裏パイルは裏起毛より保温性が控えめなので、それより寒い日は、ジャケットやコートのインナーにすると冬も着られます。
裏パイルのスウェットは毛玉ができやすいですか?
毛玉は、着用中や洗濯中に生地どうしがこすれることでできます。裏パイルでも、こすれやすい部分にはできることがあります。洗濯のときに裏返してネットに入れると、こすれを減らせます。





